ご挨拶

「住み慣れた地域で、最後までその人らしく過ごせるお手伝いがしたい。」

その思いでケアマネジャーとしての仕事を続けております。

20年以上前に介護の世界に足を踏み入れたとき、初めて出会った認知症の方々に対して戸惑いや不安を感じたことを今でも覚えています。多くの先輩方に支えられながら何とか仕事をこなしていましたが、いつの間にか、認知症の高齢者の方々から支えられ、励まされる日々が続きました。そして、感謝の気持ちが芽生え、介護という仕事に対する思いが深まりました。

「介護とは何か？」という問いについて、未だに明確な答えを見つけることはできませんが、ひとつ言えるのは、介護とは人に寄り添い、お互いに助け合いながら共に過ごす時間そのものではないか、ということです。

「○○しなければならない」ではなく、「○○してあげたい」という気持ちが、介護において大切なことなのだと思います。

これからも、あなたの「○○がしたい」に寄り添い、末永くお付き合いをさせていただきたいと心から願っています。

代表社員 山下直樹